おすすめ!うつ病・鬱病のサプリメント

suppliment

うつ病とサプリメントについて考察してみます。

うつ病に効果がある、またはうつ病が解消する、などということを暗示・示唆して販売されているサプリメントがあります。

では、サプリメントでうつ病は治る、または改善・解消するのでしょうか。

うつ病の仕組みや、サプリメントの効果や役割などを交えて説明します。

 

うつ病の仕組み

うつ病にサプリメントが効くかどうかは、うつ病の仕組みを理解する必要があります。

うつ病は、様々な原因から、脳内の神経伝達物質の働きが鈍くなり、その結果としてやる気がなくなったり、漠然と悲しくなるなど、身体・精神両面に大きな影響が出ると考えられている精神疾病です。

 

うつ病と栄養素の関係について

うつ病の原因の一つとして考えられているのが、セロトニンという脳内物質の不足や機能の低下ですが、セロトニンはその原料として、トリプトファンという必須アミノ酸が必要であり、トリプトファンは、肉類や穀類など、タンパク質を豊富に含む食材に含まれています。

(参考:トリプトファンを豊富に含む食材)

以下のような理由からトリプトファンが不足すると、その結果セロトニンも不足することで、うつ病になりやすくなることが考えられます。

・極端に偏った食生活をしている
・ダイエットなどにより、栄養素が不足している
・忙しくて食事をあまり取れない
・好き嫌いが多い
など。

トリプトファンやそれ以外にも健康を維持するために必要な栄養素が慢性的に不足することで、うつ病と密接な関わりのあるセロトニンが不足し、その結果うつ病になる、という流れが考えられますので、バランスよく食事を取ることが、人の肉体のみならず、精神にとってもどれだけ重要かが分かります。

 

サプリメントの役割

慢性的に不足する栄養素を補給するのに、サプリメントは手軽で効率的な手段です。

サプリメントは、普段の食生活だけでは補いきれない、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、その他肉体に必要とされる栄養素を効率的に摂取するための『栄養補助食品/健康補助食品』の総称です。

従って、基本的には病気の治療薬のように、『病気を治す効果』はありませんし、何らかの効果・効能を表示することは、日本国内では薬事法により禁止・制限されています。

近年では、特定保健用食品(いわゆるトクホ)など、一部認可を受けた食品・飲料については、保健用途における効能(例えば『脂肪が減少する』など)を表示することが可能になりましたが、サプリメントについては、そうした表示は現在のところ認められていません。

実際にサプリメントの販売ページなどを見ると、効果効能をはっきりとは記載していないものの、それらの効果を暗示するような文章や、利用者の口コミなどを掲載するなどして、直接的な表現にならないよう工夫を凝らして販売している商品がほとんどです。

しかし、こうした際どい表現での商品販売は、薬事法に抵触するとして販売者が摘発されるような事態に至るケースもあります。

薬事法の改正などにより、今後こうした間接的な方法でサプリメントの効果を謳うことはさらに難しくなるでしょう。

 

サプリメントの効果についての考え方

では、うつ病のサプリメントについて話を戻してみましょう。

うつ病の症状を治す、または改善・解消する事が期待されるサプリメントに「効果がある」、という根拠は、以下のような考え方から導き出されます。

 

うつ病の原因の一つとして考えられるのは、

セロトニンの不足

原料であるトリプトファンが不足しているかも

サプリメントでトリプトファンを補う

セロトニンが増える

うつ病が治ることが期待できるかも?

 

という流れで考えるのが一般的な捉え方になるものと思われます。

確かに、トリプトファンのような必須アミノ酸が不足するような食生活をしている人には、トリプトファンの摂取量を増やすことで、セロトニンを増やす事ができると思われますので、何らかの改善が見られるかもしれません。

尚、近年の研究では、トリプトファンを単独で摂取しても、脳内へのトリプトファンの吸収率は決して高くない、という報告もあり、炭水化物などと一緒に摂取するほうが良いとも言われていますので、やはり、単独で摂取するよりも、栄養のバランスを考慮して摂取するほうが効果が出やすいのかもしれません。

 

うつ病のサプリメントの種類

うつ病関連のサプリとして通販などで販売されているもの多くはセロトニンを増やすサプリメントとして販売されているケースが多く、中でも有名なものは、

『トリプトファン』
『5-HTP』
『セントジョーンズワート』

などの名前が付いているものが多いです。

その他にもホスファチジルセリン、ギャバ、イチョウ葉エキス、DHA、EPA、蜂の子、大麦醗酵酵母などの種類があるようです。

こうしたサプリメントは、ネット通販などで手軽に手に入れることができますので、気になるものがあれば、ネットで検索してみて下さい。

ただし、同じような名前でも、販売元によってそれぞれ成分や配合量などが異なる場合があるため、購入する前によく内容を確認してから購入して下さい。

 

サプリメントだけに依存しないこと

サプリメント自体は治療薬ではなく栄養補助食品ですので、何らかの効果が保証されたものでもないため、うつ病が治る、など、期待される効果が実感できるかどうかには個人差があるということを理解する必要があります。

うつ症状の原因の一つとして考えられるのは『セロトニンの不足』ですが、セロトニンが不足してしまう根本的な原因には、食生活や生活習慣の乱れ、職場や学校、家庭などにストレスが存在している可能性があります。

根本的な原因を解消せずに、薬やサプリメントだけに頼るやり方では、うつ病を治すことは難しいため、原因に目を向けるて、サプリメントの摂取だけでなく、運動や規則正しい生活、太陽光に当たる、など、様々なことを心がける必要がありますので、サプリメントだけに頼らず、生活全般を見直す方向で考えるほうが良いでしょう。

ただ、実際『生活全般の見直し』と言っても、家族や職場の都合などから、二の足を踏んでしまうことが多いと思います。

そんなときは一人で悩まず、まずは専門の医師に相談してみてください。

また、実際に医師にうつ病と診断され、うつ病の治療薬を処方されている人は、治療薬とサプリメントを同時に摂取する場合は、必ず主治医に事前に相談することを強くお勧めします。

うつの治療薬とサプリメントの相乗効果で、セロトニンの脳内での濃度が増えすぎると、『セロトニン症候群』という症状が発症することが懸念されるためです。

 

コメントを残す